社会人の僕がフィリピンに短期語学留学して良かったことなど

旅行記 2016年8月22日




みなさんこんにちは。


突然ですが、僕は今、フィリピンに居ます


そう、今巷で話題の(?)フィリピン語学留学です。


中学校時代から高校、大学、社会人に至るまで一貫して英語が苦手な僕が、この度意を決して英語だけを勉強しに異国の地へやって来ました


ちょうど先週から1週間程経ったので、思い出の振り返りとともに、フィリピン語学留学して良かったところなどをつらつらと紹介したいと思います。



この留学の目的

そもそも語学留学を決めた一番の理由は、トーキングスキルを上げるためです。


ぶっちゃけ、英語論文や英語の記事を、辞書や翻訳サービス無しで読むことは、自分の現状ほぼほぼ無く、英語についてのネックは、リスニング力スピーキングの流暢さでした。


しかし前者はともかく、後者のスピーキングはとにかく英語を話す機会がなければ無ければ養われないため、今回はみっちり集中してトーキングスキルを鍛えるために、語学留学を選択しました。



クオリティの高い英語で学べる

フィリピンは語学留学が非常に盛んで、あちこちに英語学校があります。


自分が行っているところしかわからないので、比較は別のサイトを参照して頂ければと思いますが、少なくとも僕が通っている学校の先生の質は高いと感じました。


先生は基本的にはフィリピン人です。フィリピン人の母国語はタガログ語(フィリピン語)で、セブ島などではセブアーノ語も使われます。そのため、先生方の英語は、我々日本人と同じく第2言語として学ばれたものです。


文法等の違いはあれど、同じ第2言語として学ぶ際のポイント等を丁寧に説明してくれる所は良いですね。


また、発音はやはり先生でも人によって癖がありますが、正直先生以外の現地の人の英語は物凄く訛っていて('Friend'を'プレンド'と言ったり)、ホントに別言語のように聞こえるため、それに比べたらかなりネイティブに近い発音で学ぶことができます。


ちなみに先生は20代の人が多く、大学に通い教師を目指している人もいました。



自分に必要な授業を取れる

語学学校では、授業のコマ数や内容等を、自分の目的に合わせてコース選択できます。


また、最初にレベル分けテストを受けて、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つの項目のレベルを調べます。そして、各授業はこのレベルに合わせた教材で進められます。


僕はトーキングのスキルアップが目的だったため、それに関係する授業が多いコースを選択しました。もちろんTOEICの点数UPコースや、ビジネススピーチなどを学べる上級者コースもあるため、英語に関しての目標達成のために最低限必要なコースは用意されている感じですね。


もちろん、途中で先生を替えたりすることも可能です。



トーキングスキルが上がる

これは自分は大いに実感しています。元々話すという意思は持っていたタイプなのですが、如何せんフレーズが出てこなかったり、度々停止してしまうことがありました。


授業は基本マンツーマンで行われるため、先生と会話をすることが必須です。そのため、相手がよく使うフレーズを覚えたり実際に自分が何度も使ってみることで、簡単な会話なら1週間でもそれなりにつまらずに話せるようになりました。


また、生徒は日本人が多いのですが、韓国や中国(台湾が多い)、その他の外国人も多いです。そういった人々とコミュニケーションを取る際にももちろん英語を使うため、「話す」ということのハードルが下がった気がします


ちなみにトーキングに関しては特に、なんとなく雰囲気が合っていれば、多少の文法間違いがあってもなんとなく通じます。


間違いは後から直せますし、英語のトーキングで一番重要なのはコミュニケーションが取れるかどうかなので、間違いを恐れずどんどん話しましょう。



発音が良くなる

自分は元々発音自体は悪くなかったのですが、授業では発音専門のものもあり、これがなかなか良いです。


英語には発音記号がありますが、今までなんとなく覚えていた単語の発音記号を再確認したり、似た発音の単語を並べた早口言葉で訓練することで、口を英語モードに変換することができます。


発音が悪いと、どんなに話しても相手に伝わらず、結局スペルを書いたりする羽目になり、とても歯がゆいため、是非とも矯正していきたいですね。



英語を話すことに抵抗が無くなる

トーキングスキルの向上にも似ていますが、ここは異国の地フィリピンですので、英語が話せないと何もできません(厳密には、語学留学中は暮らすことはできますが、外に行って何かしようとすると大変です)。


例えば、こっちでは殆どの場合道や場所がわからないため、大抵近くの人に「Excuse me, where is the xxx?」と聞くことに、もはや抵抗はありません。


また、Jeepney(ジープニー)と呼ばれるバスのような乗り物に乗る際は「Will you go xxx?」と行き先を訪ねたりするのもよく使いますね。


今までは簡単なものでも少し考えて話していたフレーズが、当たり前のようにスラスラ言えるようになったという実感を得られてだけでも、自分は来て良かったと思っています。



友達が増える

言わずもがな、学校には様々な生徒が居ます。今のところ下は中学生から上は40代後半の人まで、各国色んな人とお話をしています。


そこで波長が合う人達とご飯や休日のアクティビティに行ったりと、日頃知り合う機会がないバックグラウンドの人達と、英語学習という目標を通して出会えることも、海外留学の醍醐味ではないかと思います。


特に外国人の生徒は、自分と同じぐらいの英語レベルでありながら、共通言語が英語なので、話していて面白いです。お互いコミュニケーションが取れる唯一の言語が英語っていうのは良いですね。


日本人と話しているのも安心出来て良いのですが、ここは是非外国人の友達を作って、英語だけでなく、お互いの母国語も教え合ったりしてみるのも良いと思います。


フィリピンだと、アジア人では台湾人(Taiwanese)が多いです。なんで中国人は居ないのかと聞いたら「中国人は金があるからフィリピン以外を選ぶのかも」だそうです。なるほど…笑


ちなみに今は夏休みのためか大学生がたくさんいて、僕は彼らとも仲良くして若いエキスをたくさん貰っています^〜^



物価が安い

フィリピンの物価は、8/21現在でおおよそ日本の半分以下です(体感)。例えば前述のバスのような乗り物Jeepneyは、7ペソ(約17円)から乗れますし、タクシーは遠方まで1時間乗っても1000円いかないぐらいです。


観光地はそれなりに高いものが多く、レストランではビール1杯250円だったりしますが、それでも日本のコンビニ価格ぐらいで、露店で買うと100円未満だったりします。


また、旅行者にはほぼ確実にふっかけてくるので、値段交渉するのも1つの醍醐味です。



普通に観光が楽しい

勉強に来ているとはいえ、ここは海外ですから、観光も1つの楽しみです。


道端を歩いているだけでも、日本との文化の違いを感じる風景がなかなか楽しいです。


フィリピンはマリン系アクティビティが豊富で、たくさんのパッケージツアーもあります。


定番はアイランドホッピング(島を渡り歩いて、シュノーケリングやダイビングを楽しむ)やジンベイザメツアーバナナボート市内観光でしょうか。


個人的にオススメは、パラセーリングジェットスキー(※1)です。
僕は乗り物酔いが酷いため、パラセーリングはやっていないのですが、現地で知り合った友達が物凄く楽しいと言っていたので、オススメですね。


ジェットスキーは、個人的には一番面白かったです。波を読みながら走り抜ける感覚はまさに水上バイクと言われる所以。日本だとライセンスが必要なのですが、フィリピンではなんとノーライセンスで運転することができます


また、ジップラインという、ロープを滑車で滑りながら島を渡るアクティビティも、現地人もオススメする1つです。


広大な島と海の景観を空中から一望できる体験は、なかなか良いものですよ。


この辺は帰国後にでも写真付きでまとめたいと思います(笑)


※1 ジェットスキーは川崎重工の商標登録で、**正式名はパーソナルウォータークラフト(PWC)**ですが、ジェットスキーの愛称が一般的なようです。



語学留学に行ってみよう

なかなか英語の勉強のために時間を割くことが難しいかもしれませんが、海外旅行の経験が無かったりする人にも、なかなか良い機会かと思います。


語学留学で、英語と観光と友達を手に入れましょう!




以上、現地からお伝えしました。

slont

金融ベンチャーでWebエンジニア

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