ただの苦労は買って出るな
みなさんこんにちは。
最近は仕事が山積みで全然ブログを書く時間がないです。まあ、睡眠時間を引き換えにこうやって書いているわけですが笑
巷ではよく**『忙しいことを理由にするな。時間はいくらでも作れる。』なんて言葉を耳にします。
僕は概ねその意見に同意です。
ぶっちゃけ人間、やる気になればこうやって日を跨いで仕事から帰って来ても、ブログの一本ぐらい書けるんです。
それを考えると、普段怠惰に過ごしている時間をかき集めれば、何か新しいことだって出来るはずです。
ただ、それはまず第一にやる気**があってのことなんですよね。
やる気が無ければ、まずパソコンを開こうという気にもなりません。
そんな中、今日はなんとなく書き残したいことがあって、キーボードを打ち込んでおります。
今日、何気なくいつものノリで投稿した以下の呟き。
「苦労するのが美徳」とするのは全然良いけど、それをたてに「苦労した方が良い」と言うのは間違ってると思う。苦労は過程であって目的ではない。最終目的が達成されるなら、苦労することで得られる経験を無闇に有り難がる必要は、必ずしもない。
— れんれん (@ren_lotush) 2016年3月8日
僕はリア友界隈では意識が高いことで有名なので、彼らのご機嫌を取るリップサービスの1つでもしなければなりません(?)
その直後、大学の友人から久しぶりに、『非常に共感した』との返信をもらいました。
その友人は、学生時代は非常によく勉強が出来て、研究室もとても優秀なところに所属していました。
しかし、その研究室は、ブラックで有名な我が母校の中でもさらにブラックで有名なところでした。
僕はどういった経緯で彼がそこを希望して行ったのかは知りません。ただ、学部の頃は少しだけ丸かった顔が、院ではみるみる痩せこけていったのを覚えています。
元々明るくノリの良い性格のため、その頃のTwitterではまだ、苦労を嘆きつつも、なんとかやっていってる感じでした。
そんな彼も、就活を無事に終え、某有名企業に就職することになりました。
そして今日、久しぶりにレスがあったので、返信した後に彼の最近の呟きを追ってみました。
すると、彼は結構前から、激務な仕事のストレスのせいか、身体を壊していると思われる呟きを頻繁にしていました。
色んな問題が重なって、身動きが取れなくなっているようでした。
実は僕も最近、仕事のストレスで身体に支障が出てきたので、環境を変えたばかりだったので、気持ちはとてもわかります。僕の場合は、酷くなる前に行動したので、今はだいぶ元気になったのですが…
僕は彼に、「会社を辞めた方が良い」と言いました。
仕事なんていくらでもあるし、身体を壊してまでやる必要なんかまったくないと思っているからです。
彼は、「検討する」と言いました。
彼が大学の後半から、環境に恵まれず(もちろん彼自身の選択のミスや不器用さもあると思いますが)非常に苦労していたのは知っていました。
まさか社会人になっても同じような環境で、苦労しているとは思ってもいませんでした。
『苦労は買って出ろ』とはよく言ったもので、確かにそういった場面が有効な時はあります。苦労した先に得た経験は、時に成功よりも大事なものを残してくれます。
ただ、僕は、苦労を美徳とすることは一向に構わないと思いますが、それをさも良い事のように言ってきたり、苦労を掛けようとしてくるのは間違っていると思います。
Twitterでも言った通り、苦労は過程であって、目的ではありません。
僕には、世の中の人達は自ら苦労を嫌々ながら背負いにいっているように見えます。
そしてそれがさも当たり前の同調圧力を前に、逃げられなくなっている人がいるんですよね。
彼は頭も性格も良いので、どこに行ってもやっていけるはずです。
でも今は、視野が狭くなって、選択肢を見つけられないでいるようです。
環境を変え、早く元気になって、また広いフィールドで活躍出来るようになってくれれば良いなと思います。
近々飲みに行って、大企業様の愚痴でも聞いてこようと思います笑